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金歯を店に持って行ったら、思っていたより低い純度で計算された。そんな経験をすると、どうやって判定したのか気になりますよね。
結論から言うと、金歯の純度の判定には、比重計・蛍光X線(XRF)・試金石・溶かして分析する方法などがあります。どの方法で測ったかを聞けば、提示額の理由が見えてくるんです。
この記事では、判定方法の違いと、説明を聞く時のコツをお伝えします。
祖父の金歯を店に持って行ったら、12Kとして計算されました。どうやって判定したのか分からなくて…。
まずは「何で測りましたか?」と聞いてみましょう。判定方法によって分かることが違うので、それを知るだけでも納得しやすくなりますよ。
金歯の純度はどうやって判定する?
店は、比重計や蛍光X線などの機器で金の割合を測って純度を判定します。溶かして分析する業者もあります。見た目では分からないので、機器での判定が頼りになります。
『見ただけで純度が分かるものなの?』と思う方も多いはずです。
実は、金歯の色や見た目だけで純度を言い当てるのは難しいんです。だから多くの店は、機器を使って測ります。
おたからやは「すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。」と書いています。
歯科用合金については「査定では重量を計測し、必要に応じてXRFで金属の種類と割合を測定します。」とも説明しています。
金歯の純度の種類は金歯の純度は何金?で、売る時の全体の流れは金歯の買取ガイドで書いています。
判定方法の違い:比重・X線・試金石・溶かして分析
比重計とX線、どっちで測ってもらうのがいいんですか?
それぞれ得意なことが違います。表で並べてみますね。
| 判定方法 | どうやって測る? | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 比重計 | 空気中の重さと水の中の重さを比べる | 混ざった金属によっては比重だけで見分けにくい |
| 蛍光X線(XRF) | 機器で金属の種類と割合を測る | 店に機器があるかは店しだい |
| 試金石 | 石にこすりつけて色の反応を見る | エコリングなどが刻印の無い品の確認に使っている |
| 溶かして分析(精錬) | 溶かして金属を取り出して量る | 溶かすと元の形に戻らないことがある |
比重計で分かること・分からないこと
比重計は、空気中の重さと水の中の重さから、金属の密度を出す道具です。純金の密度は1cm³あたり19.32gとされています(財務省 関税中央分析所報)。
ただ、税関の報告では「金の密度(19.32 g/cm3)は、タングステンの密度(19.25 g/cm3)と非常に近似している。」とされています。比重は便利ですが、それだけで全部が分かるわけではありません。
金歯は、金に銀や銅、パラジウムなどを混ぜた合金です。混ぜる金属で比重が変わるので、合金の比重から純度を読むのは単純ではないんですね。
蛍光X線で分かること
蛍光X線(XRF)は、品物に当てたX線の反応から、どんな金属がどのくらい入っているかを調べる方法です。財務省の関税中央分析所報にも、蛍光X線分析などを使った金製品の判別についての報告があります。
金歯のように、金のほかに銀やパラジウムが混ざった物では、金属の種類まで分かるのが強みです。銀歯(金パラ)が混ざっていても、素材ごとに分けて見てもらいやすくなります。
『X線の機器はどの店にもあるの?』と気になりますよね。置いているかは店しだいなので、持ち込む前に電話で聞いておくと安心です。
溶かして分析する方法
歯科金属の専門業者には、溶かして金属を取り出し、量を測ってから金額を出す所があります。
シカキンは、歯がついたままの金歯でも「精製(溶かしての)分析なら可能です。溶解するので歯がついていてもお任せください。」と書いています。

溶かして分析する業者では、金額に納得できなくても元の形では戻らない場合があります。シカキンは「溶かして分析しますので原形を留めないことがございますため、返却ができかねます。」と明記しています。送る前に、不成立の時の扱いを確かめておきましょう。
「12Kと言われた」時に確かめたいこと
『12Kって、安く見られたのかな』と不安になりますよね。
12K(K12)は金が50%の合金です。田中貴金属工業が2026年10月20日17:00に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算すると、1gあたり11,386円が金の量だけで見た目安になります。
| 3gの金歯を何金として計算したか | 金の量だけで見た目安 |
|---|---|
| K20(約83.3%) | 56,932円 |
| K18(75%) | 51,239円 |
| K14(58.5%) | 39,967円 |
| K12(50%) | 34,160円 |
これは記事執筆日時点の参考値で、金地金の価格を使った計算です。K18とK12では、3gで約1.7万円の差になります。
純度が分からない物を、店が低めの純度で見積もることもあり得ます。なんぼやは「純度が不明な商品に関してはお預かり対応させていただく場合がございます。」と書いています。
保証書の表記と判定が違った時は
保証書にK18とあるのに、店の判定がもっと低かった。そんな時は、保証書を見せて「これにはK18とあるのですが」と伝えてみてください。
何本もの金歯をまとめて測った時は、純度の違う物が混ざって低めに出ることも考えられます。「1本ずつ測ってもらえますか?」と頼んでみるのも一つの方法です。
- 「何で測りましたか?(比重計・X線など)」
- 「何金と判定して、金は何gと見ましたか?」
- 「歯や銀色の部分は、どのくらい引きましたか?」
- 「その日の金の価格はいくらで計算しましたか?」
聞き方はやわらかくて大丈夫です。例えば「初めてなので、どう計算したか教えてもらえますか?」と聞いてみてください。計算の中身を聞くのは、失礼なことではありません。
説明を聞いて納得できなければ、その場で売らなくてかまいません。提示額が低いと感じた時の確かめ方は金歯の買取が思ったより安い理由にまとめています。
金歯の純度判定でよくある相談
知恵袋などでよく見かける相談を、いくつか取り上げてみます。
「比重計も使わず12Kとして計算された」
祖父の金歯を貴金属店に持ち込んだら、機器で測らずに12Kとして計算されたという相談です。
まずは「測ってから計算してもらえますか?」と頼んでみてください。それでも測らない場合は、比重計やX線で測ってくれる店でも見てもらうと、判定を比べられます。
「X線で調べてくれた店があった。また金歯を売りたい」
以前、X線などで調べてくれた買取店があったので、同じように測ってくれる店を探したいという相談です。
店に電話する時に「金歯の純度は何で測っていますか?」と聞いておくと安心です。店の選び方は金歯の買取店の選び方で書いています。
「遺品の入れ歯、試金というのを調べたけど…」
祖父の遺品の入れ歯が売れるのか、ネットで試金という言葉を見たという相談です。
試金石は、石にこすった跡の色で金かどうかを見る方法です。入れ歯の金属は金合金とは限らないので、成分を測ってくれる店で見てもらうのが確実です。
判定に不安がある時は、「何で測ったか」を聞くのが第一歩です。測り方が分かれば、ほかの店と比べる時の目安にもなります。
納得して売るための進め方
『測ってもらっても、本当に合っているか分からない』と感じる方もいますよね。
順番を決めておくと、落ち着いて判断できます。
- 保証書や明細で純度の表記を探しておく
- 重さを量り、K14とK20の両方で目安を計算する
- 機器で測ってくれる店に持ち込む
- 何で測って何金と判定したかを聞く
- 納得できなければ持ち帰り、別の店でも測ってもらう
別の店でも同じ判定なら、その純度が正しい可能性が高いと考えられます。違う判定が出たら、両方の店に測り方を聞いてみましょう。
比重計や蛍光X線で測ってくれる店で、まずは一度見てもらうのがおすすめです。査定料のかからない店なら、金額を聞いてから決められます。
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金歯・銀歯の査定額を確かめる
外した金歯や銀歯、入れ歯の金属は、1点からでも金・貴金属として査定を受けられます。店頭のほか出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

K18と判定された時の計算は18金の金歯の買取で詳しく書いています。
よくある質問
金歯の純度は家で判定できますか?
家では、保証書や明細の表記を探すくらいしかできません。色や重さの感覚では判断できないので、機器を持つ店で測ってもらいましょう。
比重計とX線、どちらが確かですか?
どちらにも得意・不得意があります。比重だけでは見分けにくい金属もあるので、気になる時は両方を使っている店か、何で測ったかを説明してくれる店を選ぶと安心です。
溶かして分析してもらうのは損ですか?
損かどうかは一概に言えません。ただ、溶かす業者では不成立でも元の形で戻らない場合があるので、送る前に条件を確かめてください。
判定に納得できない時、断っても大丈夫ですか?
大丈夫です。その場で売らずに持ち帰り、ほかの店でも測ってもらって比べましょう。
まとめ
- 金歯の純度は、比重計・蛍光X線・試金石・溶かして分析する方法などで判定する
- 比重だけでは見分けにくい金属もあり、方法ごとに得意・不得意がある
- 12K(金50%)で計算されると、K18より3gで約1.7万円低い目安になる
- 店では「何で測って、何金と判定したか」を聞く
- 納得できなければ持ち帰り、別の店でも測ってもらう







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